先日、6月1日(土)に、神奈川県動物愛護センターの竣工・開所式に参加させて頂きました。
一般からの寄付も募り、旧動物保護センターの横の敷地に新しく建てられました。
いままでの動物を処分する施設から、生かす施設への転換です。
数年前から神奈川県の動物保護センターは殺処分ゼロでしたが、新しい施設には
処分施設はなく、生かすための素晴らしい設備が整えられました。
内覧もさせて頂きました。ありがとうございます。
内部は以前の薄暗いじめじめした施設とは正反対の、明るい太陽光を取り込んだ施設。
ガラス張りのトリミングルームもあります。
手術室
犬の検疫ルーム。収容された犬はまずここで病気のチェックがされます。
犬の大部屋。収容頭数は少なかったです。
通路は使いやすく広く清潔に。
犬の個室。ガラス張りで中を見ることができます。
外のテラス。個室から外に出ることができます。
猫の保護ルームも充実しており、譲渡されるために様々な工夫が。
旧動物保護センターの入り口を守ってきた2頭が、以前と同じように優しい顔で座っていました。
動物が殺処分されてきましたが、実際に手を下してきたのは現場の職員の皆さんです。
とても辛かったと思います。本当に、ご苦労様でした。
過去の変遷のスライドもみせて頂きましたが、処分と同時になんとか救いたいという
職員の皆さんの活動が紹介されていました。この2頭をみて職員のみなさんの
愛情を感じました。
これからは見学や譲渡も頻繁に行われていきます。
ぜひ一度足をお運びください。